さすが200万部のベストセラー作家、会場は激混み!
ただ以外だったのは案外若い参加者が少なかったこと。
あくまでオレの印象だけど大部分の人が仕事で来てる感じだった。
大塚商会ソリューションフェアの一つだからかな。
写真とかで見て、もしや?と思っていたけど、ご本人を見て思った。
案外オレに似ているな、と。
あぁ、これくらい大ヒット飛ばしたいなぁ~(笑)
閑話休題。
さて、本編の内容は大きく分けて2つ
「もしドラ」を書いたきっかけとかの「もしドラ」裏話みたいなの。
もう一つはタイトルにもなっている、何故今ドラッカーが求められるのか?って話。
どっちも興味深い話だった。
強く印象に残った2点を覚え書き。
1.定義を外す
「マネジメント」にあるように、簡単に見つけれられる答は正しくない。
「もしドラ」を書く時に考えたらしい。
「本」=「読むもの」という定義は間違いである。と、考えたらしい。
試行錯誤の末に出た本の定義は「大人が子供に贈るもの」。
つまり、顧客は「本を贈る大人」ということ。
ただ、実際「大人が子供に贈る」本は読んでもらえないことが多い。
そこで、考えられた戦略が2つ。
- 表紙を子供にも馴染みやすいモノにする。
- “ドラッカー”とタイトルに入れることで小難しさを演出。
予想に反して大人が買って大ヒット、はご存じの通り。
しかし、マーケティングとして参考になる。
キチンと考えられたものは当たるってことかね。
これから戦略を考えるときは、定義を外して考えてみよう。
新しいモノが見えてくるかもしれない。
2.政治には頼らない
実は1990年代に日本では世界で一番最初に知識社会化が完成していた、と言っていた。
ただ、残念なことに、その時の新しいマネージャー(知識階層)たちは旧マネージャーたち(政治家など)に頼っておりイノベーションが起こらなかった。
しかし、2000年代後半のリーマンショックや政権交代によっても変化しない日本を目の当たりにした新マネージャーたちが考え方を改めた。
もう、政治に頼る時代は終わったんじゃないかと。
自分たちのマネジメントで世の中を変えようと。
そこで読まれたのがドラッカー。
そして、今のドラッカーブームか来たのではないか。
「ドラッカーブーム」ってなんか違和感があるけど、こうやって話を聴くとなるほどな、と思えた。
マネジメントが日本中に広がって行き、新しい世の中が来る、と思うとワクワクするな。
小さいがその一端を担えるようにがんばるか。
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